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アスクル/ラストワンマイルへ新たな電気自動車を導入

2021年07月30日/IT・機器

アスクルは7月30日、ラストワンマイルで使用する配送車両として新たに三菱自動車工業の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」を7台を導入したと発表した。

<左上・左下・中央・右下)三菱自動車 軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」(右上)2020年1月導入の三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」>
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アスクルは2016年より、12台の電気自動車の使用を開始。2017年には、「EV100」に加盟し、 顧客に荷物を届けるラストワンマイルにおいて使用する配送車両を2030年までにすべてEV車両(電気自動車)にすることを目標に掲げ、 CO2削減を推進してきた。

今回は、7台の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」を新木場物流センターと世田谷営業所に導入し、配送に使用開始している。道幅の狭い都内での配送に適した小回りの利く車体でありながら、配送に十分な積載量が確保可能な車両。

今回の導入で2020年までに導入済みの電気小型トラック2台も合わせ、計21台の配送車両がEV車両(電気自動車)となった。

またこれを機に、既に導入済みの電気小型トラック2台と今回導入が決まった7台の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」計9台の車体には、「CO2ゼロチャレンジ 100% Electric Delivery」を掲げた新ラッピングを施した。

新デザインは「より環境にやさしい未来の配送」をコンセプトとしたもので、EV車の配送ルートを緑のラインで描くことで走行時のCO2排出ゼロを表し、環境にやさしい配送に取り組む姿勢を表現している。ECに欠かせない配送の領域においてさらにEV車両導入を進めていくとしている。

また、 物流センターへの再生可能エネルギーの導入を進め、本社・物流センター・子会社を含めたグループ全体における電力使用量の38%が再生可能エネルギーへ切り替わった。2017年の「EV100」、「RE100」同時加盟以降、「2030年CO2ゼロチャレンジ」を掲げ、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させている。

昨年8月の再生可能エネルギー導入に続き、今回は新たに「ASKUL Value Center関西」において、 非化石証書を活用した再生可能エネルギーを10%導入した。

■アスクルの再生可能エネルギー導入の取り組み
2018年5月1日:「大阪DMC」(大阪市此花区北港緑地2-1-66)
2018年6月1日:「仙台DMC」(宮城県仙台市宮城野区仙台港北2-5-2)
2018年6月1日:「名古屋センター」(愛知県東海市浅山2-47)
2018年7月1日:「ASKUL Logi PARK 福岡」(福岡県福岡市東区みなと香椎2-2-1)
2020年7月1日:「ASKUL Logi PARK 横浜」(神奈川県横浜市鶴見区生麦2-4-6)
2020年8月8日:「新木場物流センター」(東京都江東区新木場2-6-8)
2021年7月1日:「ASKUL Value Center関西」(大阪府吹田市岸部南3-34-1)

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