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日立物流/4~6月は2桁の増収増益、SGとの協創も順調

2021年07月30日/決算

日立物流は7月30日、2022年3月期第1四半期決算を発表した。

同四半期の業績は、売上高が1780億9600万円(前年同期比20.9%増)、営業利益が102億3400万円(46.6%増)、税引前利益が82億9600万円(10.6%減)、親会社に帰属する四半期純利益が48億2400万円(23.7%減)となった。

<2022年3月期第1四半期の売上増減内訳>
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売上面では、受託領域の拡大や顧客の物流増加等で233億円、新規受注とSGホールディングスグループなどとの協創による新規受注で計45億円の増収となった。

SGホールディングスグループとの協創では、同四半期中に東南アジアで日系ホームセンターの新規3PLを立ち上げたほか、フォワーディングの分野で日立物流の倉庫拠点をSG側が利用するなど、引き続いて良好な関係を継続しているもよう。

日立物流の佐藤 清輝執行役専務・経営戦略本部長は「SGホールディングスグループとの協創が日常化しており、それにより地域活動が深化している。今後は、輸送環境をお互いに強化していきたい」と、両社の関係が順調であることを強調した。

同四半期の国内物流の売上高は、取り扱い物量の回復等により1045億8900万円(4%増)、調整後営業利益は増収影響や生産性改善等により68億2600万円(19%増)となった。

また、国際物流の売上高はフォワーディング事業や自動車関連顧客を中心とした取り扱い物量の増加等により704億4700万円(65%増)、調整後営業利益は増収影響やフォワーディング事業の収益性向上等により32億3600万円(205%増)となった。

通期は、売上高6900億円(5.8%増)、営業利益375億円(2.1%増)、税引前利益315億円(19.5%減)、親会社に帰属する当期純利益205億円(10.4%減)を見込んでいる。

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