SGホールディングスが7月30日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高3475億4300万円(前年同期比9.4%増)、営業利益289億1200万円(4.4%増)、経常利益296億1100万円(2.9%増)、親会社に帰属する当期利益206億5200万円(19.9%増)となった。
グループの中核事業であるデリバリー事業は、積極的な営業活動が結実し、BtoBの荷物は取扱個数が増加した。BtoCの荷物は、新たな生活様式の浸透により、底堅く推移した。
また、2021年3月から全面稼働となった次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」は安定したパフォーマンスを発揮しており、高品質なサービスの提供に寄与している。
ロジスティクス事業は、世界的に海上コンテナ需給がひっ迫するなか、既存及び新規顧客の旺盛な需要を取り込んだ。
不動産事業は、前連結会計年度の第1四半期に実施していた保有不動産の売却を、当連結会計年度は下期に予定している。その他の事業におきましては、BPO(Business Process Outsourcing)取引が増加したものの、自動車販売が減少した。
デリバリー商品の取扱個数は3億4700万個(1.5%増)だった。
通期は、売上高1兆3450億円(2.5%増)、営業利益1140億円(12.1%増)、経常利益1155億円(11.4%増)、親会社に帰属する当期利益790億円(6.3%増)を見込んでいる。
日新 決算/4~6月の売上高14.7%増、営業利益は4.7%減