大和ハウス工業、イオングローバルSCM、花王、日立物流、豊田自動織機の5社は9月16日、経済産業省資源エネルギー庁公募事業の2021年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」で、物流施設でのAI自動運転フォークリフト等を活用し、トラック運行と連携させることで、荷役効率化・物流効率化・省エネ化に取り組む共同事業の提案が採択され、9月16日に交付決定されたと発表した。

<実証事業イメージ図>
20210917daiwa 520x409 - 大和ハウス等5社/2021年度中にトラック積卸の自動化技術確立へ

5社は、サプライチェーンの結節点であるトラックの積卸しを自動化するため、AIを搭載した自動運転フォークリフトの実用化を目指すとともに、荷主間の計画的かつ効率的なトラック運行を実現することで、サプライチェーン全体の効率化・省エネ化に取り組む実証事業を9月から開始する。

実証事業は2023年度までの3年度に渡る計画で、2021年度は核となるトラックの積卸しの自動化技術の確立を目指す。

2022年度は、共通システムとの連携・積卸しにおけるスワップボディコンテナの有効活用のほか、AI自動運転フォークリフトの前後の工程にパレタイジングロボットを活用して自動化の範囲を広げることで、さらなる効率化を図る。

2023年度は、AI搭載自動運転フォークリフトを活用した効率化や省エネ技術が広く普及するよう実証や検討を進める。

<AI搭載自動運転フォークリフト>
20210917daiwa1 520x358 - 大和ハウス等5社/2021年度中にトラック積卸の自動化技術確立へ

現在、物流業界でのトラックドライバーやフォークリフト運転者等の労働力不足が課題となっており、物流施設内での省人化と発着荷主間で連携した輸送の効率化が必要となっている。

また、物流施設間の輸配送では、物流施設の入出荷のタイミングにトラック運行を連携させることで待機時間の削減等のさらなる効率化が求められている。

一方、物流施設内の業務では、荷物のピッキングや搬送など一部で自動化が進んでいるものの、物流施設の入出荷については作業が複雑なため、未だに大半が人手作業で行われている。

同実証事業は、このような中、サプライチェーン全体の効率化・省エネ化に取り組む実証事業の公募が行われ、大和ハウス工業、イオングローバルSCM、花王、日立物流の4社が共同事業として提案し、採択されたもの。

この記事をシェアする

最新ニュース

物流用語集