2年に1度、開催されてきた「国際物流総合展」の関連企画である「INNOVATION EXPO」が、10月13日~15日の3日間、東京ビッグサイトで開催される予定だ。
2020年開催時は3日間で2万人が来場したことから、9月28日に東京都が発表した「東京都におけるリバウンド防止措置」との整合性が懸念されていた。
東京都の「東京都におけるリバウンド防止措置」では、10月1日から10月24日までの新型コロナウイルス感染症の再拡大防止のための措置として、各事業者に要請をしている。
「INNOVATION EXPO」のようなイベントでは、イベント関連施設等への要請として、劇場等、集会場、展示場、ホテル等のように種類を分けて、要請内容を細かく設定している。
それによると、展示場では「施設での飲酒につながる酒類提供の自粛を要請」「利用者による施設内への酒類の持込を認めないことを要請」「カラオケ設備の提供を行う場合、利用者の密を避けること、換気の確保等、感染対策の徹底を要請」「業種別ガイドラインの遵守を要請」をそれぞれ要請するとしている。
そして、10月30日までの措置として、施設の収容定員が2万人超の場合、入場は1万人まで可能なことから、「INNOVATION EXPO」の昨年実績が平均1日約7000人だったことから、入場制限なく開催されると事務局では見込んでいる。もし、収容者数の把握により最大収容者数を超えた場合は、入場制限の実施は行う。
事務局では、「マスク着用の義務化」「消毒液の各所設置」「ソーシャルディスタンス」「展示会場における換気の徹底」「全関係者への検温の実施」等、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを定めて実施するとしている。
■新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/img/common/pdf-covid-guideline.pdf
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