Yper/荷物を自動で積卸するAMR、広島で配送実証実験

2021年10月19日 

Yperは10月19日、自社開発の自律走行型配送ロボット(AMR)「LOMBY(ロンビー)」による「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」の実証実験を10月25~29日にかけて実施すると発表した。

<走行予定ルート>
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実証実験は、北広島町の役場本庁とコムズが運営するショッピングセンター「サンクス」の周辺で実施。利用者がECサイトで購入した商品と、サンクスのネットスーパーで購入した商品を1台のAMRに混載し、指定場所に自動配送する。

<実証実験の流れ>
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AMRは、サンクスの搬入口~役場本庁正面玄関(片道約300m)を1時間に1便(1日計4便)往復運行する。サンクスと役場の正面玄関には商品を収納するボックス型のステーションを設置。ステーションとAMRは連携させ、ステーションから商品を積み込む工程と、配送先のステーションへ商品を投函する工程をAMRが自動で行えるようにする。

これらの取り組みにより、中山間地域での物流の利便性を確保しながら、AMRを新たな買い物支援として運用するための収益モデルを検証する。

<自律走行型配送ロボット「LOMBY」>
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「LOMBY」は、各種センサーの情報を統合して最適な配達ルートを自律走行するAMRで、機体サイズは縦102cm×横67cm×高さ105cm。宅配物と生鮮品などの自動混載機能が特徴で、離れた複数地点に設置されたステーションにあるボックス間配送の完全自動化の実現を目指す。

<簡易宅配ボックス「OKIPPA」>
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Yperは簡易宅配ボックス「OKIPPA(オキッパ)」を用いたサービスのほか、新たにAMR事業を開始しており、今回の実証実験は同事業の第1弾プロジェクトとなる。同社はAMR事業を追加することで、OKIPPAによる再配達削減とは別のアプローチで物流ラストマイルにの労働力・物流効率・労働環境・生産性などの社会課題の解決を目指す。

なお、今回の実証実験は、広島県等によるAI・IoTやビックデータ等の最新技術を活用した新しいソリューションの創出を目指すオープンプラットフォーム構想「ひろしまサンドボックス」のネクストステップとして2020年11月からスタートしたアクセラレーション・プログラム「D-EGGS PROJECT」の一部として実施する。

同プロジェクトでは、新型コロナウイルスの拡大で顕在化またはこれから顕在化するであろう諸課題をデジタル技術を活用し、新しい生活様式や新しい価値観に適応するソリューション(製品・アプリ・サービス等)の提案を全国から広く募集。募集したアイデアから最大30件を採択し、県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件あたり最大1300万円の支援を行う。

■実証実験の概要
期間:10月25~29日
時間:1時間に1便(10:00・11:00・13:00・14:00の計4便)
走行区間:ショッピングセンターサンクス搬入口~役場本庁正面玄関(片道約300mを往復運行)

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