ANAホールディングスが10月29日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、貨物収入は国際線が1383億円(前年同期比172.4%増)、国内線が121億円(40.1%増)となった。
国際線貨物では、旺盛な需要を背景に、旅客機を使用した貨物専用便を積極的に設定したことに加え、7月から成田=北京線にボーイング767F型機を新規就航させる等、貨物専用機を最大限活用したこと等により、日本・アジア発の自動車部品及び半導体・電子機器や、北米・欧州発の電子機器、ワクチン等の医薬品を積極的に取り込んだ。
結果、輸送重量は前年同期を大きく上回り、収入は過去最高となった。