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商船三井/液化CO2輸送船船型のコンセプトスタディを完了

2021年11月04日/IT・機器

商船三井は11月4日、三菱重工グループの三菱造船と協働し、液化CO2輸送船(LCO2船)について、将来的に形成されていくであろうLCO2船マーケットにおいて主流となり得る船型のコンセプトスタディを完了したと発表した。

<LCO2船イメージ図>
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同社は三菱造船と、将来的なLCO2輸送需要に応える為、船型について検討を重ねた結果、最も有効で実用的と考えた複数船型のコンセプトスタディを完了しました。輸送する貨物量に柔軟に対応できるよう、5万m3前後までのカーゴタンク容量を想定し、異なるタンクの圧力設定を考慮しました。

今後これらの船型をベースに、バリューチェーン全体を踏まえた顧客ニーズに柔軟に対応すべく、難易度の高い大型LCO2船の実現化や、バラエティのある船型の検討に引続き取り組んでいく。また液化CO2輸送における課題を乗り越え運航の知見を蓄積する為に、同社は日本の海事クラスターと共に開発する事を通じて低・脱炭素社会実現へ貢献する。

なお、LCO2船は、低・脱炭素社会を実現する手段の一つとして注目されているCCUS(Carbon dioxide Capture Utilization and Storage)のバリューチェーンの中で、回収し液化したCO2を貯留地、もしくは有効利用地へ効率的に輸送する手段の一つとして重要な役割を担う。

CCUSは、国際エネルギー機関(IEA)のレポートに拠れば、2070年迄の累計CO2削減量の15%を担い、カーボンニュートラル達成時に約69億トン/年のCO2 削減貢献が期待されている。

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