デカルト・データマインは11月12日、アジア発米国向け(往航)10月分と米国発アジア向け(復航)9月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年10月>
それによると、10月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は182万4724TEU(前年同月比2.8%増)となった。往航が前年比を上回ったのは、これで16か月連続。10月単月としても過去最多を記録した。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国発(シェア63.8%)で前年同月比3.8%増、2位が韓国発(シェア8.7%)で4.8%増、3位が台湾発(シェア5.6%)で21.2%増と続いた。日本発(シェア1.5%)は10位で10.8%減となった。
品目ごとの輸送量は、1位が家具類(シェア13.8%)で前年同月比22.4%減、2位が玩具・運動具(シェア8.6%)で11.3%増、3位が機械類(シェア8.5%)で12.3%減となった。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年9月>
一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の9月分は、41万8481TEU(10.6%減)となった。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア31.8%)で前年同月比22.6%減、2位が日本(シェア12.5%)で0.4%減、3位が韓国(シェア12.0%)で4.1%減と続いた。
品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙(シェア16.7%)で25.2%減、2位が牧草・豆類(シェア8.4%)で27.4%減、3位が木材 (シェア7.7%)で14.7%増と続いた。
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