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オカムラ/AIと遠隔操作を組み合わせピッキング作業を事業化

2022年01月24日/IT・機器

オカムラは1月24日、物流施設でAIを搭載したロボットと遠隔操作技術を組み合わせて、ピッキング作業の自動化と、遠隔操作による場所と時間にとらわれない新しい働き方を創造する「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた取り組みを進めると発表した。

<「PROGRESS ONE」事業イメージ>
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「物流現場の働き方を変える」ことをビジョンとして、2016年から事業の構想検討を開始、ビジネスモデルの検討やAI搭載ロボット・遠隔操作技術の開発を進めている。

事業化を進めている「PROGRESS ONE」は、AIを搭載したロボットによる自立ピッキングとロボット単独では難しい作業を遠隔操作技術の活用により、人が倉庫から離れた場所でロボット操作を行い、遠隔でピッキング作業を行うハイブリッド型の物流自動化ソリューション。

ピッキング作業をAI搭載ロボットと人の遠隔操作の両方で行うことで、物流現場の自動化・省力化を実現する。時間や場所、身体などの制約によって物流現場での就労が難しい働き手へ新しい雇用を創出する。

「PROGRESS ONE」に活用するAI搭載のロボットと遠隔操作プラットフォームは、自社開発を進めている。継続して、協業パートナーとの連携を視野に入れた展開を検討している。2022年度より物流現場での実証実験を行い、2023年度以降のサービス提供開始を目指す。

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