KICホールディングスは3月29日、安定運用型の物流不動産私募ファンド「KICコアファンド」を組成し、運用を開始したと発表した。
同ファンドは、同社と機関投資家が匿名組合出資を行い組成した。稼働中の物流施設「KIC越谷ディストリビューションセンター」を資産に組み入れており、今後もKICグループが開発を行う物流施設を安定稼働した段階で順次コア型の運用へ移行して行く方針。
■KICコアファンド概要
組入れ資産:KIC 越谷ディストリビューションセンター
運用開始日:3月29日
運用期間:最長10年間
運用主体:KASインベストメント
運用受託会社:KICアセット・マネジメント
■(参考)KIC越谷ディストリビューションセンター
所在地:埼玉県越谷市大里371
敷地面積:5695.56m2
用途地域:準工業地域
建ぺい率:60%
容積率:200%
所有形態:所有権
構造・規模:鉄骨造合金メッキ鋼板葺き4階建
竣工:2021年10月
延床面積:1万1212.13m2
PM会社:KICデベロップメント
テナント数:1社
JMU/WAN HAI LINES向け中型コンテナ船の引渡完了