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三菱地所、日本生命/相模原市で17万m2の物流施設着工

2022年06月01日/物流施設

三菱地所と日本生命保険相互会社(日本生命)は6月1日、相模原市中央区で進めてきた大規模マルチテナント型物流施設「(仮称)相模原市中央区淵野辺プロジェクト」について、プロジェクト名称を「ロジクロス相模原」とし、6月1日に着工したと発表した。

<ロジクロス相模原>
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同施設は、地上5階建て延床面積17万900m2のマルチテナント型物流施設で、2023年12月1日の竣工を予定している。

建設地は、国道16号線から至近かつ、圏央道「相模原愛川IC」から6.8km、東名高速道路「横浜町田IC」から10.8kmの立地。東京都心から40km圏内、横浜から30km圏内と、地域配送・広域配送の両方に対応可能なエリアに位置している。

<休憩室>
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建物では、全フロアの専有部倉庫内に作業用空調を実装するほか、共用部の大規模休憩室に施設内売店を併設するなど、労働環境の快適性向上を図る。また、免震構造の採用や48時間の施設稼働を想定した給排水設備、非常用発電機の設置を行うことで、テナント企業のBCP対策を支援する。

屋根面(3万1400m2)には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを施設内の一部電力として供給する計画。倉庫内の照明には1台ごとに制御可能な無線制御システムのLED照明を採用し、省エネで環境に配慮した施設を目指す。

■「ロジクロス相模原」概要
所在地:相模原市中央区淵野辺5-977ー1、977ー81、977ー82(地番)
アクセス:圏央道「相模原愛川IC」6.8km、東名高速道路「横浜町田IC」10.8km
JR横浜線「淵野辺駅」、「古淵駅」各1.5km(徒歩19分)
用途:マルチテナント型物流施設
規模・構造:地上5階建、ダブルランプ型、柱RC・梁S造、免震構造
敷地面積:7万8100m2
延床面積:17万900m2
建築主:淵野辺デベロップメント特定目的会社(三菱地所の特定子会社)、日本生命
コンストラクションマネジメント:三菱地所設計
設計施工:清水建設
着工:2022年6月1日
竣工:2023年12月1日(予定)

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