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DHL/中部~シンシナティ間導入で日米間の貨物輸送能力を増強

2022年06月29日/国際

DHLジャパンは6月29日、日米間貨物の増加に対応し、新たに中部国際空港と米国を結ぶ新ルートを導入したと発表した。

同社が使用する中部国際空港と米国シンシナティを結ぶ路線は現在、ポーラーエアカーゴワールドワイドによるB747Fの週5便、カリッタエアによるB777Fの週5便が運航されており、ここに、DHL Air UK運航によるB777F(積載重量102トン)の往復週3便が追加、さらに2022年9月6日以降は往復週6便へ増便される予定。

<DHLエア貨物機はアジア圏への初就航となる>
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<左から、中部国際空港永江秀久氏、犬塚力氏、DHLジャパン栁澤剛、トニー カーン、DHL Air UKトム マックル、ダニエルファーンおよびダレン メイナード>
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今回がアジア圏への初就航となるDHL Air UKは、英国に本社を置くDHLグループの貨物航空会社。ヨーロッパ、アメリカ、アジアを結ぶ大陸間フライト増強における第一弾として、このほど新規路線(香港~中部~シンシナティ~英国イーストミッドランズ)を就航することとなった。

DHLジャパンのトニー カーン社長は、「輸送能力の拡充はアジア発米国向け、特に日米間路線の貿易に携わる顧客による国際輸送需要の堅調な伸びに応えるもの。新ルート追加により日本の顧客の米国向け事業発展を強力にサポートし、米国から日本への接続機会も増強する」と述べている。

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