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ブリヂストン/米国でトラック用タイヤのリトレッド用部材増産

2022年09月26日/生産

ブリヂストンは9月26日、米州グループ会社のブリヂストン アメリカスが、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米国アビレーン工場の生産能力を増強すると発表した。

<アビレーン工場>
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生産スペースの拡張と設備増設に総額6000万米ドル(約84億円)を投じる。増強は2025年1月までに完了する見込みで、これにより生産能力が16%増加する。

リトレッドとは、すり減ったタイヤを再利用するために表面(トレッド)のゴムを貼り替える作業のこと。タイヤ寿命を長期化することで、利用者の購入頻度を低減できるほか、CO2排出量の削減にもつながることから、ブリヂストンはプレミアムタイヤ事業と連動して、リトレッドを中核としたトラック・バス用タイヤ向けタイヤセントリックソリューション事業の強化をグローバルで推進している。

ブリヂストンは、同事業の中心となる米国でリトレッド業界のリーディングカンパニーであるバンダグ社から高品質なリトレッドタイヤを多くの運送事業者に提供しており、全米をカバーするサービス拠点と連携し強固なソリューションの基盤を築いている。今回の生産能力増強はその強固な基盤をより強化し、さらなる成長を実現するための取り組み。

■アビレーン工場概要
所在地:アメリカ合衆国テキサス州
設立:1971年
建屋面積:1万8500m2
従業員数:約200人(2022年9月時点)
生産品目:トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材

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