ヤマト運輸は9月27日、SHKライングループの東京九州フェリーと、関東~九州間の海上輸送を活用したモーダルシフトを促進していると発表した。
この取り組みでは、東京都品川区のヤマト運輸ベース店から九州向けの荷物をトラックへ積み、横須賀港(神奈川県)へと輸送。横須賀港でシャーシのみをフェリーに積載し、新門司港(福岡県)までフェリーで海上輸送した後、福岡市のヤマト運輸ベース店へトラックで輸送する。
海上モーダルシフトは7月から開始しており、従来のトラック長距離輸送に比べて輸送による温室効果ガス(GHG)排出量を年間約1400トン(約66%)削減する効果があった。
9⽉からは同区間の輸送規模を当初の6倍まで拡大しており、さらなる環境負荷低減と輸送効率向上をはかることで、持続可能な社会の実現に寄与するとしている。