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Shippio/協和海運をグループ化、通関業務のデジタル化目指す

2022年09月28日/SCM・経営

Shippio(シッピオ)は9月28日、通関事業者である協和海運の全株式を取得し、同社グループに迎え入れることを発表した。

Shippioは「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに掲げ、国際物流領域においてデジタルフォワーディング事業を展開している。オペレーション×デジタルの力で国際物流領域のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、世の中の人や企業が意識せずスムーズに物流サービスを受けられる社会の実現を目指している。

協和海運は業歴60年を超える通関事業者で、横浜を中心に輸出入通関事業等を展開している。グループ化によりShippioグループは、デジタルフォワーディング事業の隣接領域である通関事業へ進出し、通関業務のデジタル化を目指す。

同社によると、近年、巣ごもり需要による越境EC等の利用が拡大し、貨物の輸出入申告件数は大幅に増加しているが、通関業務従事者数はほぼ増えておらず、申告書類の作成及び確認業務などの負担は大きくなっているという。

今後Shippioグループは、これまで培ってきたオペレーション×デジタルのノウハウを活用し、通関業務のデジタル化を実現することで、日本の国際物流のDXを一層推進していくとしている。

■協和海運の概要
設立:1960年2月
所在地:神奈川県横浜市中区松影町2-5-4
事業内容:通関業等

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