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パワーエックス/超急速EV充電サービス開始、7000か所展開へ

2022年10月27日/IT・機器

パワーエックスは10月27日、EV(電気自動車)への超急速充電(100kW~)を実現する国内最速級の超急速EV充電ネットワーク事業「PowerXチャージステーション」を開始すると発表した。

<蓄電池搭載型超急速EV充電器「Hyper charger」>

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©2022 PowerX, Inc.

PowerXチャージステーションは、同社独自開発の蓄電池搭載型超急速EV充電器「Hyper charger」を用いた、再生可能エネルギーによるEV充電サービス。2023年夏から都内を中心に10か所でチャージステーションを開始し、2030年までに全国7000か所へと展開を計画している。

同サービス特徴は、自社開発・国内生産する320kWhの大型蓄電池を搭載した超急速EV充電器。充電出力は最大240kWの高出力となるため、EVをフル充電する時間を大幅に短縮し、商業施設などの短時間の滞在を見込む場所での外出先での充電が可能になる。

また、蓄電池内蔵型のため、気候条件によって発電が左右される太陽光などの再生可能エネルギーによる電力を蓄電池に蓄え、EVの「再エネ満タン」を実現。一般商用の200Vコンセントに挿すだけで設置でき、大掛かりな工事が不要で、設置場所の拡大、導入コストの低下、導入スピードの向上が可能だ。EV充電器の蓄電池ユニットは、災害時や系統電源が停電した際に非常用電源としても活用できる。

<Powerチャージステーションの利用イメージ>

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©2022 PowerX, Inc.

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©2022 PowerX, Inc.

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©2022 PowerX, Inc.

パワーエックスは、同サービスを2030年までに全国7000か所へと展開するために、2023年夏から成田国際空港も含め、丸の内トラストシティ、東京ミッドタウンなどの都内の一等地での複合施設への導入検討を開始。また、今後の全国展開に向けて伊藤忠商事とも業務提携し、同社のグループネットワークを活用した事業拡大を目指している。

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