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川崎汽船/ESG投資の世界的な指標の構成銘柄に12年連続選定

2022年12月12日/SCM・経営

川崎汽船は12月12日、ESG投資の世界的な指標である「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)」の「Asia Pacific Index」構成銘柄に選定されたと発表した。

同社がこの指標に選定されるのは、2011年から12年連続となる。

DJSIは、S&P Dow Jones Indicesが提供する投資指標で、企業の持続可能性(サステナビリティ)への取組を経済・環境・社会の3つの側面から評価し、その取組が優れていると評価された企業を構成銘柄に組み入れている。このうち、今年度のAsia Pacific Indexは、アジア太平洋地域の大手企業609社を評価の対象とし、上位156社(うち日本企業74社)を構成銘柄に選定している。DJSIは1999年に発足した、世界で最も歴史のあるESG投資指標であり、企業の持続可能性への取組を重視する投資家が、投資先を選定する際の重要な基準となっている。

同社はサステナビリティへの取り組みを経営の重点課題と位置づけており、本年度に公表した新中期経営計画では、低炭素化、脱炭素化を成長の機会として、同社グループならではの技術・専門性を磨きあげ、顧客とのパートナーシップを通じた最適なサービスの提供により、同社自身の企業価値を向上させることを打ち出している。今後も同社は、気候変動やSDGsなどのグローバル社会の要請、顧客のニーズの変化、社会の要請に応えつつ、成長機会の追求と企業価値の向上に取り組んでいくとしている。

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