伊藤ハムは1月17日、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の納品価格改定を4月1日から実施すると発表した。
昨今の原材料費、エネルギーコスト、包材費、物流費の上昇に加え、原材料原産国での堅調な需要環境から、ハム・ソーセージおよび調理加工食品の主原料である畜肉や補助原料である小麦粉、チーズ等の価格が高止まりし、想定を著しく超える水準で継続している。
同社ではこのような厳しい環境の中、全社をあげた効率化や生産性改善、価格改定を実施したが、コストは改善幅、改定幅を超えて上昇しており、自助努力だけでは上昇分全てを吸収することは極めて困難な状況に至っている。
品質のさらなる向上や安全・安心な商品を届けるために、納品価格の改定および商品規格の変更を実施することにしたもの。
■価格改定商品
ハム・ソーセージ、調理加工食品 : 221品目
価格改定内容:商品規格変更および納品価格改定(改定率 5%〜20%)
価格改定日:2023年4月1日より(一部商品は先行して3月1日より)