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中央日本土地建物/第2弾物流施設を東京都八王子市で着工

2023年01月26日/物流施設

中央日本土地建物グループは1月26日、子会社の中央日本土地建物が東京都八王子市で物流施設「LOGIWITH(ロジウィズ)八王子」を2月に着工すると発表した。

<「LOGIWITH八王子」完成イメージ>
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<位置図>
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「LOGIWITH八王子」は、中央自動車道「八王子IC」から6.2kmの北野工業団地内に位置。圏央道や国道16号へのアクセスが容易で、京王線「北野駅」から徒歩17分、JR中央線「八王子駅」から京王電鉄バス「市場前」バス停下車徒歩6分と、従業員の通勤にも便利な立地環境を有している。

<建物西側の完成イメージ>
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建物の延床面積は約2万5000m2、1フロアあたりの床面積は6000m2超(1階を除く)を計画。トラックバースは1階東側に合計22台分を整備し、柱スパンを11.6mと広く確保することで1スパンあたりに10tトラックを3台接車できるようにする。また、動線の交錯を防ぐとともにスムーズな出庫・入庫を可能にするため、大型車両と一般車両の出入り口を別々に設ける。

施設内では梁下有効高を5.5m確保し、貨物用エレベーターや垂直搬送機をまとめて配置することで、レイアウトしやすい形状の倉庫スペースを確保する。事務所スペースは西側のバルコニーに向けて配置し、大きな開口部を設けることで快適な執務空間を実現。

そのほか、敷地内では面積の12%を緑化し、自然とのつながりや憩いの場を創出するなど、環境にやさしい施設を目指す。

<物流施設「LOGIWITH」シリーズのロゴ>
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中央日本土地建物グループは2022年5月に物流施設開発事業へ本格参入しており、「LOGIWITH八王子」は「LOGIWITH厚木」(神奈川県厚木市、2023年5月竣工予定)に続くシリーズ第2弾の物流施設となる。中央日本土地建物では、千葉県習志野市と神奈川県綾瀬市でも物流施設用地を取得済みで、今後さらに物流施設の開発を加速していく方針を掲げている。

■「LOGIWITH八王子」計画概要
所在地:東京都八王子市北野町588-2(住居表示)
敷地面積:1万1679.28m2
用途地域:工業地域
交通:中央自動車道「八王子IC」6.2km、京王線「北野駅」徒歩17分ほか
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
階数:地上4階建
延床面積:2万5213.40m2
トラックバース:22台
駐車場:大型車両6台、一般車両69台
駐輪場:バイク12台、自転車20台
事業主:中央日本土地建物
設計監修:中央日本土地建物 一級建築士事務所
設計・施工:フジタ
着工:2023年2月
竣工:2024年4月(予定)

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