京都大学発EVベンチャーのフォロフライは1月31日、シリーズA資金調達を完了し、累計11億円の資金を調達したと発表した。
今回の資金調達は、商社や物流企業、インフラ企業、銀行、VC等を引受先とした第三者割当増資によって実施したもの。調達した資金は、同社製車両の導入企業へのサービスの拡充や、新車両、車両管理システム、ITインフラシステムの開発に充てる。
同社は、2021年10月にファブレス生産による国内初の1トンクラス宅配EV車両のナンバーを取得するとともに、今回の資金調達で出資先にもなっているSBSホールディングスが1万台の車両導入を発表。2022年9月には、「EV F1 VAN」が小型貨物EVとして国内初の緑ナンバーを取得し、運行を開始しており、現時点で北海道から沖縄まで幅広い顧客へ納車を行っている。
■資金調達概要
累計調達金額:11億899万1000円
調達方法:第三者割当増資
引受先(五十音順):SBSホールディングス、ENEOSホールディングス(ENEOSイノベーションパートナーズ)、大阪ガス、関西電力(K4 Ventures)、京都銀行(輝く未来応援ファンド3号forSDGs)、滋賀銀行、日本ベンチャーキャピタル(京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合)、丸紅