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大和ハウス/不在時はアプリ対応、戸建住宅向け宅配ボックス開発

2023年02月28日/IT・機器

大和ハウス工業とナスタは2月28日、業界初となる24時間防犯カメラ機能付きインターホンを搭載した戸建住宅向け宅配ボックス「Next-Dbox+S(ネクスト・ディーボックス プラスエス)」を共同開発したと発表した。

大和ハウス工業が2023年4月1日から全国で発売するとともに、今後同社が開発・販売する全国の戸建分譲住宅地にも順次導入していく。

<「Next-Dbox+S」設置イメージ>
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両社は、2017年2月から荷物の再配達軽減に向け、戸建住宅への宅配ボックスの普及促進に取り組み、大和ハウス工業の戸建分譲住宅地や新築・既存住宅のオーナーを中心に、これまで累計1万台以上提供(2023年1月31日現在)してきた。

両社が新たに開発した「Next-Dbox+S」は、2020年1月に共同開発したスマートキーを搭載した戸建住宅向け宅配ボックス「Next-Dbox」に、「24時間防犯カメラ」と自動応答設定が可能な「宅配専用ボタン」付きの「Nasta Interphone(ナスタ インターホン)」を搭載。宅配ボックスとインターホンを一体化させたことで、セキュリティと利便性を向上させた新しい宅配ボックスとなる。

サイズはスリム、ワイド、オーバーの3種類。宅配ボックス受け取り可能サイズは、スリムとワイドが幅225mm×高さ440mm×奥行き350mm(34リットル相当耐荷重15kg、2リットルのペットボトル6本入り1ケース) 。オーバーは、幅370mm×高さ600mm× 奥行き365mm (81リットル相当耐荷重30kg、2リットルのペットボトル6本入り2ケース)。

「Next-Dbox」はスマートフォンのアプリと連動させることができるスマートキーを搭載し、2タッチで開錠可能とした宅配ボックス。宅配ボックスに近づくとスマートフォンに通知されるため、届いた荷物を忘れずに受け取ることができ、従来の暗証番号操作も必要ないため、利用者も宅配業者も煩わしさがなく手軽に利用できるのが特徴。

<スマートフォン画面イメージ>
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今回、業界初の取り組みとして、従来の「呼出ボタン」に加え、「宅配専用ボタン」を搭載した。宅配業者が「宅配専用ボタン」を押すと、スマートフォン専用アプリの自動応答設定により、家事やテレワーク中、子どもが1人で留守番している場合など、インターホンが代わりに音声メッセージで対応する。また、家の中だけでなく、外出中でも自身のスマートフォンで来訪者の確認や応答ができ、自分以外の家族への呼び出しの場合、その家族に転送することもできる。

昨今フリマアプリの利用が増加する中、大型郵便物やメール便も受け取り可能な「メール便対応ポスト」を搭載。独自の盗難配慮機構「ナスタガード」により、防犯性を確保するとともに、大きな投入口を実現。8種のカラーバリエーションで展開し、顧客の幅広い要望に応える。

■商品概要
商品名:Next-Dbox+S(ネクスト・ディーボックス プラスエス)
タイプ:スリム、ワイド、オーバーの3種類
発売日:2023年4月1日
対象:大和ハウスグループの戸建て住宅購入者、大和ハウスグループで宅配ボックスを購入・設置する戸建住宅オーナー
販売エリア:全国
販売価格:スリム、ワイド 35万2000円(税込)※設置費除く、オーバー 39万6000円(税込)※同
カラー:各8色

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