商船三井は3月29日、同月8日の国際女性デーに、マツダと共同でオンライントークイベント「W ダイアローグ」を実施したと発表した。同イベントは、両社社員および商船三井グループ社員を対象として開催し、約430名が参加した。
同イベントは、各社の参加者がジェンダー平等やダイバーシティについて考えるきっかけとなることを目的として開催した。
イベント前半では、主催部門トップが各社のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に関する取り組みを紹介し、国際女性デーに寄せた参加者へのメッセージをおくった。
マツダの竹内都美子 人事本部長は、「人と共に創る」をキーワードに、一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮し業界を超えて多様な人々と絆を結び、共に新しい価値を創造することが不可欠であるとメッセージを語った。
また、同社からは、毛呂准子 チーフ・ヒューマン・リソース・オフィサーが登壇し、「キャリアは様々な役割や立場の連鎖で発達する」と伝え、女性活躍の歴史に思いを馳せつつも世界との差がある事実に、この課題を皆で考えていくことを呼びかけた。
続いて後半では、両社で働く女性社員4名が登壇。それぞれのキャリアについてパネルディスカッションを実施した。それぞれの熱い思いを聞いた参加者からは、温かなコメントが多く寄せられた。同社は、「次世代に向けた多様な人材が活躍できる組織を目指す各社にとって、会社や業界を超えてロールモデルを共有する大変貴重な機会となった」とコメントしている。
同社グループは、今後も社員一人ひとりが熱意と活力を最大限に発揮でき、多様な個性と能力を組み合わせることができる職場環境・組織風土づくりを進めていくとしている。