LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





アセンド/2024年問題へ、自社サービスに労働管理機能追加

2023年04月20日/SCM・経営

アセンドは4月20日、トラック運送事業向けの業務管理クラウドサービス「LogiX(ロジックス)」に、労務管理機能を追加したと発表した。これにより、デジタコ等から取り込まれるドライバーの労務情報が配車表と連動し、コンプライアンスを遵守した配車計画の作成・労務管理を、容易に行うことが可能となる。

<配車表上でカーソルをドライバーに合わせると、労務情報が表示される>

20230420ascend 520x293 - アセンド/2024年問題へ、自社サービスに労働管理機能追加

ロジックスは、運送事業者に特化したクラウド型の業務管理ツール。煩雑な運送事業者の管理業務を、案件の受注から配車・請求書の発行まで一気通貫でデジタル化する。

新たに提供する労務管理機能は、点呼記録やデジタコデータをロジックスに取り込むことで、配車画面上でドライバーごとの労務の実績を、労働基準法及び改善基準告示の参照項目に合わせた形で把握できるのが特徴。

これにより、注視すべき項目に合わせて日々労務データを加工し直すという手間や、従来は別帳簿で管理されている労務情報を幾度参照しながら配車を組むという業務の煩雑性を効率化しつつ、適切な労務管理に則った業務計画の作成が可能となる。

2024年問題まであと1年。同社は、少しでも導入しやすい形で運送事業者の転換期を支援するため、同社製品の運業務管理ツールに新搭載する同労務管理機能を、今後1年間は無料で使える機能とした。(同社製品の基本機能の使用料は別途発生する)。同社は今後もロジックスへの多角的な機能追加を予定しており、「2024年問題に耐えうる経営体制の構築・運送事業者DXの実現を支援していく」としている。

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース