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地区宅便/1個120円でEC通販の小荷物配送、新サービス開始

2023年06月30日/3PL・物流企業

セイノーホールディングス100%子会社の地区宅便は6月30日、1個120円で各家庭のポストに小荷物を届ける配送サービス「コニポス」の提供を、7月1日から開始すると発表した。

近年、ラストワンマイル流通においては、EC普及による流通量の増加、受取り方法の多様化にドライバーをはじめとする現場の「人手不足」が重なり、深刻な問題が発生している。

こうしたなかセイノーホールディングスのラストワンマイルグループ会社である地区宅便は、メール便に特化した環境負荷の低いGreen配送ネットワーク(地域密着細分化により効率化された徒歩、自転車による配達組織)を活用し、これまでの配送業務で培った追跡システム・配送管理ノウハウを「ポスト投函可能な小荷物」にひろげ、「コニポス」のサービスを開始することとした。

<新サ―ビス「コニポス」プレサービス概要>

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地区宅便は、1980年に設立。「メール便」のパイオニアとして40年にわたり顧客へ年間1億7000万通(2021年度)の配送を実施してきた。「コニポス」では、同グループ約1万人のGreen配達員が、人口比率が高い一都三県の同社ポストインインフラを利用することにより、最適化されたローコストオペレーションを提供する。

<サービスの流れ>

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プレセールス期間は2023年7月1日~2023年12月31日とし、今後、1都3県以外への拡大も検討している。

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