三菱食品は7月26日~28日東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している展示会「ダイヤモンドフェア2023」で、物流2024年問題をクローズアップしたSCMコーナーを設置している。
三菱食品が取り組む製配販の物流改革とフィジカルインターネット、小売業と取り組んでいる物流ルール適正化、2023年6月に政府が示した物流改革に向けた政策パッケージなどについて紹介している。
流通業界の喫緊の課題でもある物流2024年問題への関心の高さを示すように、SCMコーナーには大勢の流通関係者が訪れた。
三菱食品は、物流2024年問題への打ち手として、入荷待機時間の削減、メーカーとの在庫拠点共同化、食品卸間での在庫・出荷拠点の共同化、社内の配送網を見直したエリア配車などに取り組んでいる。
同社では「物流2024年問題は、物流事業者だけでは解決しない問題。製配販が協力し、取り組んでいかねばならない。当社として推進している具体的な取り組みを今回展示している」と話している。