日本郵政が8月10日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、郵便・物流事業の売上高(営業収益)は4829億円(前年同期比1.3%減)、営業損失は69億円(前年同期は40億円の利益)となった。
取扱数量は総計で42億8600万通・個(3.3%減)となった。このうち郵便は33億3900万通(2.2%減)、ゆうメールは7億900万通(9.9%減)、ゆうパックは2億3800万個(2.3%増、うちゆうパケットは6.8%増)だった。
売上高は、郵便やゆうメールの取扱数量の減少等により、前年同期比65億円(1.3%)の減収。
営業費用は、コストコントロールの取組等を進めているものの、人件費の増加や集配運送委託費の増加等により44億円(0.9%)増加し、営業損益は69億円の赤字を計上した(前年同期比110億円減)。