アツギは8月24日、神奈川県海老名市の所有地について、住友商事と70年間の一般定期借地権設定契約を締結したと発表した。
対象の土地面積は2万7541m2。住友商事は同地に地上5階建ての倉庫を開発する計画を有している。
この土地は、アツギの本社敷地内にある旧事務所棟や物流センターの跡地等。同社は、中期経営計画の重点課題の一つとして資本の効率化を掲げ、資産の有効活用に取り組んでおり、神奈川県海老名市の本社土地について2022年5月までに本社事務所機能と物流センター機能を敷地内の別棟に再編・集約し、その跡地等を再開発によって有効活用する検討を進めてきた。
検討に際し、複数の事業者から提案を受けて計画や条件等を精査した結果、住友商事との間で70年間の一般定期借地権設定契約を締結した。
■一般定期借地権設定契約の内容
対象物件の所在地:神奈川県海老名市大谷北1-211-5他
賃貸面積:2万7540.66m2(予定)
契約締結日:2023年8月22日
賃貸借期間:70年間
賃貸借開始時期:2024年7月頃(予定)
用途:倉庫、事務所(5階予定)
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