国土交通省、千葉県及び東日本高速道路(NEXCO東日本)は9月7日、2023年7月22日から、土日・祝日の東京湾アクアライン上り線(木更津→川崎方面)において、特定の時間帯の割引料金を変動させるETC時間帯別料金の社会実験を開始、1か月後の交通状況等についてまとめた。
発表よると、東京湾アクアライン13時~20時の交通量が減少しており、前後の時間帯に分散している傾向がみられる。また、日交通量は対前年比で増加傾向となっているが、木更津JCTから川島浮島JCTまでの通過所要時間について、渋滞による最大損失時間が半減している。
さらに、上り線の13時から20時までの時間帯で走行速度の低下が改善しており、日平均最大渋滞長は減少している。
木更津金田IC周辺の一般道の交通状況は、国道409号や市道の13時から20時までの時間帯で走行速度の低下が改善している。また、木更津金田IC周辺の交差点における最大渋滞長が減少している。
東京湾アクアライン上り線(川崎方向)は、1時間あたり交通量が2100台/時以上で所要時間が大幅に増加する。1時間あたり交通量が2100台/時以上となる時間を短縮することで、渋滞の早期解消につながると考えられる。