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日本通運/福岡発沖縄向けの医薬品海上輸送サービスを拡充

2023年10月27日/3PL・物流企業

日本通運は10月27日、福岡発沖縄向けの医薬品海上輸送サービスを拡充したと発表した。

<沖縄向け医薬品輸送用リーファー・コンテナ>
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NXグループは、中期経営計画で医薬品産業を重点産業と位置付けサプライチェーンを強化している。福岡発沖縄向けの医薬品海上輸送では、天候の影響による欠航や遅延による輸送途中での長時間の温度管理に課題があり、今回、その課題に対応するため、輸送便数と積載量を拡大し、温度管理機能を強化することで、医薬品の海上輸送サービスを拡充した。

具体的には、輸送便数を週2便から週3便に増便したほか、リーファー・コンテナ内での積載方法を見直したことで1輸送あたりの積載量を2倍に増強した。

また、輸送中の温度管理機能については、発送元から配達先まで医薬品の管理温度(2~8度と1~30度)に対応。輸送中の全工程で温度情報を計測・記録し、トラックによる陸上輸送時の温度情報と連携することで、シームレスなデータを生成。WMS(倉庫管理システム)やTMS(輸送管理システム)と連携することで、End to Endで商品の出荷状況や輸送ステータス、輸送時の温度状況などの情報を即座に可視化する。

港湾作業時の温度逸脱リスクに重点を置いて実施した6か月にわたる実証実験では、35度以上の猛暑日でも管理温度内での輸送が可能であることを確認している。

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