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日本郵船/比商船大学NTMA第12期生96名の卒業式典を開催

2023年11月27日/国際

日本郵船は11月24日、フィリピンのマニラ近郊でTransnational Diversified Group(TDG)と共同運営する商船大学NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)が同月17日、第12期生96名の卒業式を開催したと発表した。

式典には二瓶大輔在フィリピン共和国日本国大使館経済公使や同国海事産業庁のフェルナイ.N .ファビア長官をはじめ多数の来賓が参列し、同社の曽我貴也 社長、鹿島伸浩 専務、TDGのJ.ロベルトC.デルガド会長らが出席し卒業を祝った。

<式典の様子 前列右から8番目が曽我貴也 社長>
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曽我社長は祝辞の中で「NYKは138年の歴史の中で、数え切れないほどの危機や逆境を乗り越えてきました。卒業生の皆さんもコロナ禍という前例のないパンデミックを経験したことで、順応性や困難を乗り越える力を身につけ、実社会に立ち向かう準備ができたと信じています。先人たちのレガシーを引継ぎ、全員が強みや能力を生かし活躍されることを期待しています。」と卒業生に激励の言葉を贈った。

NTMAは新型コロナウイルス流行のため、当時寮生活や学内授業ができない状況下、いち早くオンライン授業に切り替え、学生の安全を確保しながら就学の機会を逸しないよう実習授業の日程を変更するなどして、乗船訓練へのコロナ禍による影響を最小化した。しかし、未曽有の世界的大混乱の煽りは避けられず、1年遅れの卒業となった。

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