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日本GLP/アジア不動産業最高位アワードで Silverを受賞

2023年12月14日/物流施設

日本GLPは12月14日、同社が開発・運営する「GLP ALFALINK 相模原」が 12月6日に香港で開催された「MIPIM Asia Awards 2023」において、「Best New Mega Development(最優秀新規大規模開発)」部門のSilverを受賞したと発表した。

<受賞対象施設「GLP ALFALINK 相模原」>
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日本GLPが開発・運営する物件で「MIPIM Asia Awards」を受賞するのは、今回が初めて。

今回受賞対象となった「GLP ALFALINK 相模原」は、2023年5月までに全4 棟が竣工した総延床面積約68万m2の、日本GLPが誇る最新鋭の設備・物流ソリューションを備えた日本最大級の次世代型物流施設。

「ALFALINK」は、その複数棟から成る広大な敷地を活かして「Open Hub」「Integrated Chain」「Shared Solution」をコンセプトとした「創造連鎖する物流プラットフォーム」。日本GLPはこのコンセプトに基づき、最先端の設備やサービスを提供し業界に先駆けたビジネス共創と地域共生の取り組みを促進することで、物流施設の進化、物流業界の認知そして地位向上への貢献を目指している。

「GLP ALFALINK 相模原」では、このコンセプトを体現する施設として敷地中央エリアに円形にデザインされた共用棟「リング」を配置しており、「リング」には会議室や託児所のほか、地域の方々にも開放するカフェテリア、コンビニエンスストア、マルチコートが整備されている。これらは人々のコミュニケーションの場として機能し、ビジネスと地域社会が共生し、持続可能な発展を支える存在となっている。

環境面では、発電している電力を敷地全体で自家利用しており、共用部を再生可能エネルギー100%で運用するほか井水を浄化して飲料水として利用するなど、省エネ化やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めており、地域の環境改善を推進している。

また、相模原市、入居テナントである大手運送会社2社と防災協定を締結しており、災害時には救援物資の受け入れおよび輸配送の拠点として機能するなど、地域の安心・安全にも寄与している。

日本 GLPの帖佐義之社長は、「『GLP ALFALINK 相模原』は、『Open Hub』をメインコンセプトとして掲げ、物流業界の課題を解決し、新しい価値を提供するプラットフォームとなることを目指した最先端の物流施設。社会や地域に開かれた存在となることを強く意識し、施設で働く従業員のほか地域の方々にも日常的に利用いただけるよう、マルチコートやカフェテリアなどの魅力的な共用スペースを設けている。入居企業にとっては、他入居企業との出会いや交流、ビジネス機会が生まれる場となっており、実際に『GLP ALFALINK 相模原』を拠点として新たな共創・ビジネスへの発展が推進されている。日本GLPはこれからも、物流オペレーションの最適化を可能にする施設を提供すると同時に、環境や働きやすさに配慮した施設を提供することで、企業と地域の持続可能な発展の一助となるよう、引き続き努力していく」と述べている。

なお、「MIPIM(Marché International des Professionnels de l’Immobilier)」は、仏リード・ミデム社が主催する不動産プロフェッショナル国際マーケット会議のことであり、世界の不動産・建築関係者が一堂に会する世界最大級の不動産見本市。MIPIMのアジア部門である「MIPIM Asia」において2007 年に創設された「MIPIM Asia Awards」は、アジアの不動産業界における卓越した業績とイノベーションを対象とした賞で、アジア太平洋地域における完成済みのプロジェクト、あるいは完成予定の優れたプロジェクトを11の部門に分けて表彰するもの。

「GLP ALFALINK 相模原」が受賞した「Best New Mega Development(最優秀新規大規模開発)」部門は、着工済みまたは今後着工予定の敷地面積 20万m2以上を有する建物や開発案件を対象としている。この部門においては、建築面、技術面や環境面のクオリティを始めとしたサステナビリティへの包括的な取り組みが評価される。

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