SG ホールディングスグループで百貨店・大規模小売店向けの納品代行や店内配送を手がけるワールドサプライは12月、主に百貨店へ向けた納品代行サービスにおいて、同社で初めて EV トラックを2台導入し運用を開始したと発表した。
＜導入したEVトラック＞
百貨店向け納品代行サービスとは、店舗へ納品するトラックの待機時間の短縮や渋滞緩和を目的に1965年に開始したサービス。全国の主要都市百貨店へ納める商品を同社センターで店舗別、フロア別に事前に仕分けを行うことで、店舗における待機車両の削減を実現している。
待機車両の削減は、待機中のトラックから排出されている二酸化炭素の抑制にもつながり、環境負荷低減に貢献している。今回のEV車導入により、より環境を意識した事業を展開する。
同社では今後も継続して環境に配慮した車両の導入を行いながら、事業を通じた環境負荷低減を推進し、パートナー企業と連携しながら持続可能な社会の実現を目指していくとしている。
