川崎近海汽船は1月22日、清水～大分航路を減便およびスケジュール変更すると発表した。
＜運航スケジュール＞
清水～大分航路については、2016年10月開設後、2018年3月からデイリー運航にて関東・中部/九州間のモーダルシフトに取り組んできた。この間、燃料油や運航諸経費の高騰に対して、運航効率改善を図り、週末便の休航をはじめ諸費用の削減に努め、また海上運賃の改定を顧客にお願いしてきたが、未だ想定の貨物量や運賃水準に至っておらず、直ちに状況が改善する見通しにないことから、現状のデイリーサービスに代え、本年4月より隔日運航に減便することにしたもの。
陸上トラックの2024年問題が喫緊の課題となっており、その解決策の一つとして海上輸送利用に対する期待が高まっているところだが、具体的な物流形態の変化や、運賃市況の好転が見られるまで、当面減便でのサービスとなる。
