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トランコム/4~12月の売上高0.5%増、営業利益0.2%減

2024年01月29日/決算

トランコムが1月29日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1285億3700万円(前年同期比0.5%増)、営業利益57億1500万円(0.2%減)、経常利益57億8100万円(1.9%減)、親会社に帰属する当期純利益37億300万円(21.3%減)となった。

セグメント別では、ロジスティクスマネジメント事業の売上高416億5700万円(2.7%増)、物流情報サービス事業は703億7100万円(0.5%増)となった。

具体的な取り組みとして、ロジスティクスマネジメント事業では、北関東エリア(埼玉県蓮田市)で構築した日用品・菓子物流プラットフォームを全国で構築するため、今期は新たなC-AREA拠点を南関東エリア(神奈川県厚木市)と中部エリア(愛知県一宮市)に開設した。2024年8月には関西エリア(大阪府茨木市)への開設を予定している。

C-AREAとは、同社の求貨求車や中ロット混載輸送、パレット回収、物流センター内業務の自動化など、独自のサービスやノウハウを有した大型複合機能拠点の総称。

物流情報サービス事業では、今後増加が見込める輸送ニーズに対応するため、新たなエリアへの情報センターの開設や各拠点での中ロット貨物の取り扱い強化に取り組んた。

海外事業においては、2023年10月にマレーシアに現地法人を開設。またASEAN地区での事業展開加速のため、各国(タイ・シンガポール・マレーシア)を統括するASEANグループを新設する。

通期は、売上高1717億7000万円(2.4%増)、営業利益71億円(4.5%減)、経常利益71億7000万円(5.3%減)、親会社に帰属する当期純利益46億5000万円(21.2%増)を見込んでいる。

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