LOZIは3月7日、トレーサビリティアプリ「SmartBarcode」に、CO2のScope3(輸送時)排出量自動算出機能を実装したと発表した。
同機能では、輸送事業者がスマートフォンでQRコードを読み取り、輸送モードに合わせて簡単な情報入力を行うことで、中継輸送やモーダルシフトでの各輸送会社ごとの温室ガス排出量を計算し、1輸送あたりの排出量を合算したレポートを自動で生成する。
これにより、荷主企業はScope3排出量を把握するためのデータ収集や手計算にかかる手間と時間を大幅に軽減できるようになる。今後は、混載や共同配送での個別貨物の排出量や、輸送時の積載量変動に応じて算出される車両の排出量も可視化できる機能を、5月に追加実装する予定。
同機能は、トレーサビリティアプリの一機能として追加しており、従来からの「SmartBarcode」の月額利用料金内で利用できる。
「SmartBarcode」は、すべてのバーコードをトレース可能な状態にし、スマートフォンで読み取ることでサプライチェーンを構成している事業者、拠点、役務ごとにさまざまな情報をバーコードに記録することができるソリューション。