LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





フェデックス/4月10日は女性の日、活躍推進の職場環境紹介

2024年04月04日/3PL・物流企業

フェデックスは4月4日、4月10日の「女性の日」に向け、職場でのジェンダー平等に関するフェデックスの取り組みと、4月1日に入社した新規学卒従業員の様子を紹介した。

<「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名>
20240404fedex1 - フェデックス/4月10日は女性の日、活躍推進の職場環境紹介

フェデックスは、職場における多様性、公平性、そして包括性を重視し、従業員の活躍を支援する取り組みを進めている。グローバルでは、2021年にフェデックスのアジア太平洋、中東、アフリカ地域社長であるカワール・プリットが、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのために国連機関および国連グローバル・コンパクトによって制定された「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名した。WEPsに基づくフェデックス社内の具体的な活動としては、女性が男性と同じように活躍できる包括的な職場文化の構築や、社内外で性別に関係なく公平な競争環境を確保することなどが挙げられる。

日本では、女性従業員の活躍推進および次世代の従業員育成支援計画を設けて実行している。具体的には、長時間労働になりがちな職場風土への対策、女性のライフステージの変化に対応する雇用環境および女性が管理職を目指しやすい環境の整備、家族の支援をする必要がある従業員がフェデックスでのキャリアを継続するための休暇制度、性別による固定の役割意識を払しょくするための情報提供や男性の育児休業取得促進など、従業員の多様化するニーズに対応する取り組みがある。

現在、フェデックスのフルタイム勤務の従業員全体に占める女性の割合は26.6%で、業界平均である12.2%を上回り、女性従業員の勤続年数は10年以上。フェデックスの女性従業員活躍推進への取り組みは社外的にも評価され、2023年には厚生労働省の定める「えるぼし認定」の最高ランクである3段階を取得した。働き方以外にも、従業員全体の知識や能力向上をサポートするため、2万5000以上のコースを受講できるオンラインコース「FedEx Learning Center(FLC)」やマネジメント職を目指す従業員へのトレーニングプログラムを提供したり、社外の専門コースの受講料金への補助を行ったりすることで、フェデックスの企業理念であり、人を第一に考える企業文化の基盤となる People – Service – Profit(P-S-P)を実現している。

<入社式で久保田 圭マネージング ディレクターが祝辞>
20240404fedex2 - フェデックス/4月10日は女性の日、活躍推進の職場環境紹介

<52名の新卒社員を代表して女性がスピーチ>
20240404fedex3 - フェデックス/4月10日は女性の日、活躍推進の職場環境紹介

フェデックスは4月1日に52名の新たな仲間を迎えた。フェデックスの採用全体に占める女性の割合は 40%以上と業界(運輸業・郵便業)の入職率水準である10~20%台を大きく上回り、今年の新卒採用全体における女性の割合も約35%だった。

入社式では、日本でのフェデックス エクスプレスの代表者、久保田 圭マネージング ディレクターが祝辞を述べ、ビジネス環境の移り変わりや顧客ニーズの多様化など、変化の中にあるフェデックスにおいて、新卒の従業員にはこれまでのビジネスでの慣例に捕らわれない新たなアイデアや考え方を期待したいと激励した。その後、新卒従業員全員の紹介があり、一人ひと箱準備した従業員の名刺を久保田マネージング ディレクターが手渡した。

入社式の最後には52名を代表して、関西国際空港を拠点に業務を行う女性従業員がスピーチを行い、感染症拡大の影響下で過ごした学生時代に目の当たりにした物流サービスの重要性から、自分も物流を支えたいと考えフェデックスに入社することを決意したというエピソードを交え、責任と自覚のある従業員になれるように精進したいと語った。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース