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商船三井/アフリカ最大級のベンチャーキャピタルに出資

2024年04月08日/国際

商船三井は4月8日、アフリカにおけるグループ事業拡大を目指し、アフリカ最大級のベンチャーキャピタルである Novastar Ventures (ノバスター ベンチャーズ、以下「Novastar」)が運営するアフリカスタートアップ向け投資ファンドへの出資を決定したと発表した。ファンド総額は2億米ドルの予定。

<署名式の様子、左から3番目が商船三井 篠田敏暢 専務>

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Novastarは年間 100 社以上のアフリカのスタートアップ企業をスクリーニングし、アフリカの社会課題解決、経済発展に大きく貢献するスタートアップ企業に多くの投資実績がある。

同社が運営する同ファンドへの出資を通じ、パートナーとなり得る有望なスタートアップ企業などの最新情報を獲得し、成長分野での我々の事業展開加速につなげる。

商船三井は1926年に日本の海運会社として初めて日本とアフリカ東岸を結ぶ航路を開設し、これまで約100 年にわたりアフリカ発着の海上輸送を行ってきた。近年では、海上輸送にとどまら航空輸送のフォワーディング事業や、陸上輸送、倉庫事業、日本の中古農機輸出事業を含む様々な事業をグループで積極展開している。

今後、急激な人口増加と、再生可能エネルギーとしてのポテンシャルを含めた豊富な資源による市場・商機拡大が見込まれるアフリカにおいて、海運をベースとした物流事業の更なる拡大、グリーンエネルギーや農業・食のサステナビリティをはじめとした、アフリカで成長が見込まれ、かつ社会課題解決にもつながる分野での事業機会創出・推進を目指す。

 

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