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SGHD 決算/3月期の売上高8.2%減、営業利益34.1%減

2024年04月30日/決算

SGホールディングスが4月30日に発表した2024年3月期決算によると、売上高1兆3169億4000万円(前年同期比8.2%減)、営業利益892億400万円(34.1%減)、経常利益908億5000万円(34.1%減)、親会社に帰属する当期利益582億7900万円(53.9%減)となった。

セグメント別では、デリバリー事業は、物価調整後の家計消費支出の弱まり等の影響を受け、BtoB・BtoCともに取扱個数が減少した。平均単価は、小型荷物の割合の上昇等による下押し要因があるものの、2023年4月からの届出運賃の改定や、取引ごとの適正運賃収受の取組みの効果により上昇した。

その結果、デリバリー事業の売上高は1兆285億3000万円(1.8%減)、営業利益は815億300万円(18.3%減)となった。

ロジスティクス事業は、米国での消費者マインドには回復の兆しも見え始めたものの、物価上昇による金融引き締めなどを背景とした経済成長の鈍化懸念等は継続しており、海上・航空貨物の取扱量は減少した。また、海上・航空運賃については一部では上昇も見られるものの、全体としては底這い状況が継続している。

その結果、売上高は2197億6100万円(30.2%減)、営業損失は48億5400万円(前期は営業利益192億3900万円)となった。

次期は、売上高1兆3800億円(4.8%増)、営業利益960億円(7.6%増)、経常利益970億円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益645億円(10.7%増)を見込んでいる。

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