JR貨物は5月23日、組織改正を発表した。同社では今年度からスタートした「JR貨物グループ中期経営計画2026」の初年度として各種の取組みを推進しており、より効率的な組織体制を構築することが目的。
まず、海外事業を強化するため「海外事業部」の活動拠点を国内からバンコクに移し、バンコク駐在員事務所を増強し、迅速な事業の実現を目指す。現在の「海外事業部」は「海外事業室」とし、鉄道ロジスティクス本部長直下に設置する。実施日は2024年6月26日の予定。
また、顧客のニーズに迅速に応え輸送サービスの更なる改善を図るため、貨物輸送のオペレーションを行っている駅と営業所を一体化する。なお、支店の組織変更はない。実施日は2024年7月1日の予定。