ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は5月29日、日本船舶海洋工学会が主催する「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」に、同社と今治造船が連携して建造した世界最大級となる2万4000TEU型コンテナ船が選ばれたと発表した。
<JMU呉事業所で建造した2万4000TEU型コンテナ船の1番船「ONE INNOVATION」(2023年6月2日竣工)>
審査では、環境性能、積載性能、燃費性能の高さが評価され、特に風圧抵抗の低減と積載量の増加を両立させた新船首風防の新規性や、2社でコンソーシアムを組み、約半年という短期間で6隻を建造(JMU呉事業所では2隻建造)した点が評価された。
JMUのシップ・オブ・ザ・イヤー受賞は7年ぶりとなる。
JMU/WAN HAI LINES向け中型コンテナ船の引渡完了