セイノーホールディングスと静岡県川根本町、エアロネクスト、NEXT DELIVERYは5月31日、川根本町において新スマート物流SkyHubのサービスを開始すると発表した。
まずは地域の商店と連携した買い物代行サービス「SkyHub Delivery」を6月1日から開始し、住民ニーズに応じて順次サービスや対象エリアを拡大する。
新スマート物流SkyHubにおける配送の拠点であり、一時倉庫の機能をもつ「ドローンデポ」は、旧中川根南部小学校に設置。今年度中には飲食店と連携したフードデリバリー「SkyHub Eats」と、各運送会社と連携した共同配送の開始を目指している。
5月30日にドローンデポで開所式を行い、薗田靖邦 川根本町長は「物流2024年問題や働き方改革の問題も見据え、災害時の対応やデリバリーサービスでドローンを活用し、川根本町では当たり前になるように、ドローンを社会インフラにしていきたい。」とコメントした。
＜開所式の様子＞
＜物流専用ドローンAirTruckに食料品の入った専用箱を取り付けるスタッフ＞
＜ドローンで配送された食料品を受取り笑顔の住民＞
新スマート物流SkyHubは、ドローン配送と陸上輸送を融合した新たな物流インフラを構築することで、地域課題の解決に貢献するもの。セイノーHDとエアロネクストが全国で推進しており、川根本町は社会実装フェーズに入った自治体としては全国で第10番目となる。
