SBS東芝ロジスティクスは6月28日、日本物流団体連合会が主催する「第25回 物流環境大賞」において「特別賞」を受賞した。2022年に表彰制度に参加して以来、3年連続での受賞となる。
受賞テーマは「ガラス液晶パネル輸送における、DFL(Design For Logistics)による包装材料削減と輸送効率向上」。
同社の顧客であるジャパンディスプレイと協働し、これまで1製品ごとに包装材料を使用して製品を保護していたガラス液晶パネルの輸出向け包装を、DFL視点に基づいて2製品同時に収納する包装改善施策を取り入れた。
これにより包材使用量を約60%削減。また、包装改善により製品箱数が減少したため輸送効率が約2.4倍に上昇し、CO2排出量が約36%削減した。
同社は引き続き、こうした視点を持って顧客の製品梱包設計から環境負荷低減に配慮した提案を行っていく方針だ。