資源エネルギー庁が8月30日に発表した7月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1005万kl(前年同月比12.8%減)となった。
輸入先国は、量が多い順にアラブ首長国連邦(493万kl、3.4%増)、サウジアラビア(359万kl、18.2%減)、クウェート(79万kl、34.3%減)、カタール(35万kl、26.6%減)、エクアドル(10万kl、5.9%増)となっている。
中東依存度は97.6%で、前年同月と比べ2.4ポイント増と3か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の生産は959万kl(11.8%減)と2カ月連続で前年を下回った。油種別にみても、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油すべてで前年同月を下回った。
燃料油の在庫は885万kl(2.4%増)と3か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油は前年同月を下回った。