キユーソー流通システムが9月27日に発表した2024年11月期第3四半期決算によると、売上高1452億1500万円(前年同期比5.7%増)、営業利益49億3000万円(62.3%増)、経常利益44億4700万円(67.7%増)、親会社に帰属する四半期純利益24億4400万円(111.6%増)となった。
共同物流事業の売上高は、前年の鶏卵供給不足に対する回復の動きや、適正料金施策などにより、増収となった。利益面は、運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加に加え、前年上期の電気代高騰に対する政府の緩和措置や、前期の減損損失計上にともなう減価償却費の減少などにより、増益となった。
この結果、売上高は985億300万円(4.6%増)となり、営業利益は23億2900万円(136.7%増)となった。
専用物流事業の売上高は、コンビニエンスストアに関する新規・既存取引の拡大や、適正料金施策などにより、増収となった。利益面は、増収による利益増加などがあったものの、労務費などの費用増加により、前年を下回った。
この結果、売上高は301億400万円(3.0%増)となり、営業利益は11億300万円(3.4%減)となった。
通期は、売上高1920億円(4.0%増)、営業利益54億円(34.0%増)、経常利益45億円(29.7%増)、親会社に帰属する当期純利益22億円(ー)を見込んでいる。
伊勢湾海運 決算/4~6月の売上高17.9%減、営業利益62.5%減