ネットストアを運営するMonotaRO(モノタロウ)は10月1日、石川県と「災害時における生活必需物資の供給に関する協定」を締結した。
日用品や衣類など、モノタロウが扱う商品を迅速かつ円滑に被災地へ供給するために必要な事項を取り決めた。
多種多様な商品在庫と自社運営の物流拠点という強みを生かす。
モノタロウは、「令和6年能登半島地震」発生直後の1月2日に経済産業省から物資供給要請を受け、被災現場の要望に応じた物資調達・発送を行った経緯がある。
仕入先や配送事業者と協力し、ゴム手袋、軍手、ポリ袋をはじめとする保護具、防災・清掃・衛生用品を届けた。
ただ、避難所生活や復興活動へ移ると、発災直後に必要だった物資とはニーズが変化。避難所の開設に必要な物品や、避難所の衛生を保つための用品などが求められるようになる。
そうした災害時の変化にも、モノタロウが扱う事業所向け間接資材なら柔軟に対応できるとして、協定締結に至った。