日本石油輸送が11月7日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高170億7900万円(前年同期比5.4%増)、営業利益2億5900万円(53.8%増)、経常利益3億3300万円(15.9%増)、親会社に帰属する当期利益3億2700万円(54.0%増)となった。
セグメント別では、石油輸送事業は鉄道輸送における出荷地変更の影響等による輸送数量の増加に加え、自動車輸送における主要顧客の運賃改定等により、売上高は76億4800万円(6.2%増)、営業利益は1億1100万円(前年同期は400万円の営業損失)となった。
高圧ガス輸送事業では、運賃改定の進捗やLNG輸送における需要増により、売上高は43億9000万円(6.3%増)となった。一方、利益面においては人件費等の経費の増加により、7900万円の営業損失(前年同期は1億2800万円の営業損失)となった。
化成品輸送においては、新規顧客の開拓や幅広い需要に着目した積極的な営業活動を展開し、売上高は増加した。コンテナ輸送においては、輸送障害の影響があったものの、使用料適正化への取り組み等を進めた結果、売上高は増加した。この結果、売上高は47億6200万円(4.7%増)となったが、成長投資に伴う償却費の増加等により、営業利益は7100万円(30.7%減)となった。
通期は、売上高360億円(2.9%増)、営業利益16億円(2.4%増)、経常利益17億5000万円(2.1%減)、親会社に帰属する当期利益12億5000万円(8.3%増)を見込んでいる。
日本ロジテム 決算/4~6月の売上高1.3%増、営業利益53.0%減