センコーは12月24日、物流パートナーシップ優良事業者表彰で、フジテック、プライムポリマー、積水樹脂、旭化成建材、不二製油、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと「強靭・持続可能表彰」を共同受賞したと発表した。
<表彰式:左から、プライムポリマー 宮原誠一郎 執行役員 業務部長、旭化成建材 野口剛一 断熱事業企画部長、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス オペレーションマネジメント本部 物流部 辻慶智 部長、国土交通省 鶴田浩久 物流・自動車局長、センコー 横田秀満 執行役員 埼玉主管支店長、積水樹脂 西尾重亮 執行役員 生産・テクノ本部長、フジテック 生産本部 高杉信秀 ビッグウイング製作所長、不二製油 購買物流部門 物流 VMI・需給管理課 百瀬範行 課長>
受賞した取り組みは、各社ごとに手配していた関東-関西間の大型トラック計12台(1運行あたり)による拠点間配送を、ドリー式ダブル連結トラック6編成の共同運行へ切り替えることで効率的に配送するというもの。
これにより、年間CO2排出量330トン(約26%)、運転時間9733時間(約38%)の削減が見込まれるという。
上記の効率化に加え、自社研修施設(クレフィール湖東)で高い技術力をもったドライバーを安定的に輩出している点、事故や災害時に備え複数ルートの通行許可を取得している点等が、物流の強靭・持続可能な取り組みであると評価され、受賞が決定した。
センコーは、今後もダブル連結トラックによるCO2排出量の削減と、複数の輸送モード・代替ルートによる安定した輸配送を拡大し、強靭かつ持続可能な配送で社会に貢献していくとしている。
ロジスティードほか4社/サプライチェーン効率化等で国交省表彰