日本貨物鉄道(JR貨物)は12月25日、鹿児島線川内駅構内貨物列車脱線事故に伴う運転中止について、貨物列車の運転再開予定を公開した。
貨物列車は下りを2025年1月5日夜発から、上りを1月6日発から順次運転を再開する。
運転中止となっていた鹿児島線川内駅~隈之城駅間においては、12月31日夕方頃から運転再開の見込みだという。
なお、現時点で行われているトラックによる代行輸送は、2024年内に終了する予定だ。
今回の運転停止は、鹿児島線川内駅構内での12月12日に発生した貨物列車脱線に伴うもの。肥薩おれんじ鉄道線及び鹿児島線の一部区間を通過する列車の運転を取り止めていた。
なお、脱線事故は、12月12日03時03分頃、鹿児島線川内駅構内において、第8097列車(熊本駅発 鹿児島貨物ターミナル駅行、機関車1両・コンテナ貨車11両)が発車後、運転士は横揺れを感じたため、直ちに非常ブレーキを使用し、防護無線の発報などの列車防護手配を行った。その後、車両点検を行ったところ、機関車1両とコンテナ貨車2両(1~2両目)が脱線しているのを認めたもの。
JR貨物/2025年3月15日ダイヤ改正 モーダルシフトに向け輸送力増強