Hacobu(ハコブ)は1月22日、デンソー生産管理部でのトラック予約受付サービス「MOVO Berth」導入事例を公開した。
デンソーは、1949年設立の自動車部品メーカーで、自動車に関わる製品やシステムを国内外へ提供している。メーカーではあるものの、「物流においても社会課題を踏まえて、荷主として物流改革を推進していくこと」に取り組んでいる。
現在デンソーがMOVO Berthを導入している拠点は11か所にまで拡大され、グループ会社への展開も進めているほどだ。
導入前は「バースの使用実態の定量的把握」「ドライバーの早着による荷待ち」「輸送代やの見直しにかかる手間」といった諸問題を抱えていたが、導入によって大幅に改善。
現在は荷待ち時間が30分未満まで削減されたほか、輸送ダイヤ見直しのリードタイム短縮、そしてグループへの展開による更なる効率化を実現しているという。
デンソーは、引き続き更なるシステム活用と導入拡大を進め、物流改革の加速に取り組んでいくとしている。
Hacobu/MOVO Berthにアラート音機能実装 倉庫作業の負担軽減へ